参考にしたいメンズファッションECサイトまとめ
アメリカから日本に帰国して頻繁に利用させていただいている楽天。
ジャムの心理学 vs 楽天の心理学
ジャムの心理学というのは、知っている方も多いかと思います。
ジャムを売る時に、24種類のジャムを用意した場合と6種類のジャムを用意した場合とでどっちが売れるのかという実験をしたものです。
結果、24種類のジャムを用意した場合、立ち止まってくれるお客さんは多いものの、買ってくれるお客さんは少ないという結果に。
6種類だけ用意した場合の方が購入率が高く売上がより上がったとのことです。つまり、選択肢を削ぎ落とし、お客さんが迷うわずにすることで、購入につながるという実験結果です。
この逆を行くのが楽天ですね。これでもかというほどの商品が楽天上にあり、迷ってしまいます。
この迷うというのが、「ネットショップ」の楽しいところなのかもしれませんね。ネットショップは、見ているだけで楽しいです。
参考にしているショップ
インターン先で、楽天のサイトを制作していることもあり、日々楽天のお店を見ています。その中で参考にしているショップをご紹介したいと思います。個人的にお気に入りというのもあります。
1. Jiggys Shop
どんなお店?
楽天メンズファッションで売り上げ1位を誇るお店です。
レビュー数9000とかいう商品もあってすごいです。
どんな商品?
比較的安い商品が多いです。
Webデザイン的にはどう?
アコーディオン型のメニューが使いやすいと思います。
クリックするとスーッと細かいカテゴリが出現します。
アイコンもかわいいですね。
やはりカテゴリーにはアクセスしやすい方がお客さんとしては便利だと思います。
サイドとトップに固定のバナーが挿入されることが多いですが、個人的には邪魔です。しかし、ド派手なバナーが売り上げに直結しているということも考えられますので、派手で邪魔であっても「利益」ということを考えると必要なことなのかもしれないです。
2. MinoriTY
どんなお店?
安い価格帯の服が多く、学生をはじめとした若い方に人気のお店です。
私、自身もよく利用するのですが、特にFULL LIFEというMinoriTYのブランドは、
価格が安いわりに質も高くお気に入りです。
どんな商品?
シンプルできれいめな服が多いです。
Webデザイン的にはどう?
全体的に「わかりやすい」といった印象でしょうか。
シンプルではっきりしています。
こちらのサイドバーはあらかじめすべてのカテゴリを表示させていますね。
楽天っぽくないデザインのお店です。
白黒でシンプルで、かっこいい印象をうけます。
こういうデザインは、すこし高額なブランド力のある商品を売るのに適していると思われます。高級感みたいなものが、白と黒を基調にしたシンプルなデザインで表現されています。
Webデザインで大切なのは「インプット」です。
いろんなサイトを見て、良いデザイン吸収していくことです。
そうすることで、デザインの感覚が研ぎ澄まされていくのだと思います。